郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第1回

秋田県

「きりたんぽ鍋」

秋田県全域で特に新米の出回る秋から冬にかけてよく食べられる郷土料理。

きりたんぽ鍋に入れられる「たんぽ餅」は、つぶしたご飯を杉の棒に巻きつけて焼いたもの。

切って鍋に入れるため「きりたんぽ」と呼ばれます。

鍋の出汁は醤油味で、きりたんぽの他に鶏肉・ネギやゴボウなどの野菜・しらたきなどを入れます。

鶏肉は秋田の名産の比内地鶏が最上とされ、内臓をお鍋に入れることも多いそうです。

主食のごはんとおかずがひとつの鍋で完結する料理で、

秋田県ではハレの日やおもてなしの料理としても振舞われます。

秋田県

北国である秋田県は、夏が短く、季節の区分がはっきりしています。 美しい自然に恵まれており、また「あきたこまち」に代表されるように、 お米の生産地として有名です。 冬の厳しい寒さを乗り越えるため、 郷土料理として温かい料理が多く受け継がれてきました。