郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、
風土にあった食べ物として作られ、食べられてきました。
今はなかなか遠くへ出かけることは難しいかもしれないけれど、
日本の郷土料理をお家で作って、
マルミツポテリのうつわに盛り付けて、
その土地の魅力を感じてみませんか。

第12回

岩手県

「牛すじもつ丼」

「牛スジもつ丼」は岩手県の郷土料理で、

牛スジともつの煮込みを、ご飯に乗せたものです。

湯引きをした牛スジともつを野菜と一緒にじっくり煮込みます。

旧南部藩時代、岩手では沿岸と内陸の物資輸送に南部牛を使っていました。

この南部牛とアメリカから輸入されたショートホーン種を

交配させて生まれたのが、「岩手牛スジもつ丼」の主役となる短角牛です。

赤身が多く、脂肪分が少ないのが短角牛の特徴。

それでいて肉の旨味は抜群で、女性やヘルシー志向の方にもおすすめです。

特別感を出したくて、ブリランテ145ボールに、どどんと盛りつけます。

格好良く映えた見た目に、手間をかけて

煮込んだ甲斐があるな、と納得の仕上がりです。

じっくり煮込んで柔らかくなった牛スジともつは絶品でした。

今回は手作りして楽しみましたが、

いつか本場の牛スジもつ丼も食べてみたいです。

岩手県

北海道に次いで2番目に面積の広い岩手県。県内には豊富な湯量の温泉が数多く点在、また沿岸部は三陸と称され、三陸復興国立公園に指定されています。海岸は多種多彩な地形を有し、その沖合いは世界有数の漁場となっており、新鮮な魚介類が豊富なことでも有名です。春は桜、夏は海水浴、秋は紅葉、冬はウィンタースポーツ、春夏秋冬に行われる情緒豊かなお祭、そして山海の食。通年四季折々に楽しめることが岩手県の大きな魅力です。